お遊びトランジスタ回路

素人が遊びで作ったトランジスタ回路。主に、昔ながらのテレビに繋ぐ映像信号の簡単な処理が目的。ただし万年初心者のお遊びゆえ、信用してもらっても困ります。以下、回路図に省略した情報。必要なことを全部書いているわけではないので、察してください。書式というか、設計思想もごちゃ混ぜです。

潰れて読めない回路図をクリックすると、元のサイズの回路図を表示。サムネイルの意味が無い気がしますけど、細かいことは気にしない。

参考・引用文献は最後に書いておきますので、確かなことはそちらをどうぞ。ここに書いた回路は、私が小細工したゆえ非常にあやしい。全て簡易設計法でやってます。

6dBアンプ

これがなければ話にならないその一。ビデオ信号の電圧二倍の増幅回路。

OPアンプのようなもの

回路図

これを映像信号の変換回路に使っとります。あまりに計算と現実の違いにがっかり。しかし私の目は簡単に誤魔化せるので、これで十分だったりする。

同期信号分離

コンポジット映像信号やS端子のY信号から、複合同期信号を取り出す回路。

簡単な同期分離

回路図

基本的にはダイオードのクランプ回路の仲間。

クランプとコンパレータ

回路図

なんかやたらと複雑なんですが。はいそうです。書籍にあったOPアンプ回路を基に、私が組みました。エレガントさのかけらも無い差動増幅回路がそれを物語っています。でも、動くことは動くからいいじゃないですか。これをゲームキューブに繋いで使ってますが、今まで同期外れもおこさず動いてくれてます。しかし、これは本当にダイオードクランプの同期分離より安定しているのだろうか。逆効果なような…。

ファミコンビデオ出力化改造

古い赤白ファミコンから、複合映像信号を取り出す回路です。「ファミコンAV化」とも呼ばれます。ここでは映像信号のみについて記述します。

ファミコンは、電子工作キットではありません。専門知識の無いユーザが、内部に手を入れることは考えられていません。安易な改造は、単なるファミコンの故障では済まない、大きな事故を起こす可能性があります。見よう見まねの改造、及び改造品の使用や譲渡は危険です。

文書作成者(Narr)は、実際の改造行為、並びにそれによって起こる全ての結果について、一切の責任を負いません。

別ページ「ファミコンAV化」も参照してください。

必要な部品をすべて回路図に記入しているわけではありません。実装に応じて、必要ならパスコンなど追加してください。

ファミコンオリジナル回路(旧型基板)

ファミコン旧型基板オリジナルビデオ出力回路図

ファミコンのビデオ信号まわりの回路。ファミコンにも複数のバージョンがありますが、これはおそらく古いタイプの回路です。便宜上これを(旧型)と表記します。RFモジュレータは回路解析していません(高周波はさっぱりなのです)。読んだのは結合コンデンサと抵抗2本だけで、これ以外は見ていません。別のRF,電源基板を見ると、同じプリント基板を使っていてもRCの定数が違っていました。

RP2C02から出力されるビデオ信号は2.2Vp-p。基板上に[VIDEO]と印刷されているところが抵抗分圧されたところで、ここで2Vp-pになっています(加えてRF基板側回路の入力負荷によって、2Vp-pより少々小さくなる)。このコレクタ共通回路は下手にいじらない方が無難です。余計なことをすると色信号に異常が出たり、ビデオ信号が異常に大きくなったりします。

最少部品数(旧型基板)

ファミコン旧型基板改造回路図

回路図で「*add*」となっているのが追加した部品です。この回路図ではRadd1,Radd2,Cadd1の3個。これがおそらく最も追加部品数の少ない方法。基板上のコレクタ共通回路を流用して、強引に75Ωドライブします。Cadd1とRadd2は、絶対に省略してはいけません。Cadd1の容量を減らすのも駄目です。

トランジスタ一石追加(旧型基板)

ファミコン旧型基板改造回路図

トランジスタ一石(Qadd1)を追加。実装に余裕があれば、Cadd1の容量をもう少し増やしてもいいと思います。220μFは最低値です。もちろんCadd1とRadd2を省略してはいけません。

トランジスタニ石追加(旧型基板)

ファミコン旧型基板改造回路図

ニ石(Qadd1,Qadd2)追加するならこんな方法もあり。RF,電源基板への信号取り出しポイントが変更されているのは、回路図の間違いではありません。しかし、面倒なら変更しなくても特に問題にはなりません。

ファミコンオリジナル回路(改良型基板)

ファミコン改良型基板オリジナル回路

ファミコンの基板のなかでも後期に製造されたものでしょう。ここでは(改良型)と呼びます。旧型基板と違うのは、まずエミッタ抵抗R6が150Ωと小さいこと、抵抗分圧していないこと。そして、FC2とC34が入っていることです。R6が150Ωと小さいのは伊達でなく、これは大きくしても220Ωが限界です。旧型基板と同様にエミッタ抵抗を大きくしたいなら、C34を取り外す。2.2kΩまでは大きくできます。

最少部品数(改良型基板)

ファミコン改良型基板改造回路図

旧型基板と同様に、強引に75Ωドライブ。

これ以外に改良型基板をうまく利用した回路は思いつきませんでした。もちろん複雑にすることもできますが、これが最もシンプルでいいかもしれません。RF側に悪影響が出ますが。

参考:NJM2267アンプ(旧型基板)

ファミコン旧型基板改造回路図

NJM2267は、クランプ、電圧増幅、75Ωドライバ、サグ補正機能を持ちます。しかし今回はサグ補正機能を使いません。サグ補正する場合は、Vout1,Vsag1からビデオ出力の間のみ、データシート通りの回路にしてください。Vout1に100μF,Vsag1に22μFのアルミ電解コンデンサを繋ぐ出力段です。

Cadd1は無極性アルミ電解コンデンサ。回路が安定動作している状態ではNJM2267側が高電位なのですが、電源ONから安定するまでの間に逆電圧がかかる恐れがあり、無極性を使いました。

GNDを基準にRadd2とRadd3で分圧するのではなく、R6とR12のように+5V基準で分圧すると、Radd1も省略できて良いとも考えられます。しかしこの場合、Cadd1の極性は2SA937側がプラスになります。電源をOFFにすると、NJM2267のVin1に負電圧がかかってしまいます。念のため、この危険は避けました。

ファミコンの場合、クランプと電圧増幅は邪魔な気がします。サグ補正も必須ではありません。また、別基板に組む必要がありますから、それだけでファミコンの信頼性がガタ落ちです。NJM2267の使いどころではない気がします。75Ωドライバは大いに有り難いのですが。

参考の参考:MC14577でサグ補正75Ωドライブ

ファミコン旧型基板改造回路図

NJM2267のサグ補正が今ひとつ分からず、試しにMC14577で真似してみました。回路定数はカット&トライであり、根拠はありません。実用は避けてください。

参考・引用文献

出版社が異様に偏ってるように見えますが、気のせいです。参考文献というか、トランジスタ回路設計書籍リストというか。ってか、このページの内容ならトランジスタを扱っている本は全部参考書籍になってしまう。

他サイト様へのリンクは、先方に断らずに勝手に作ってます。当ページの回路について質問などをしないようにお願いします。念のため。