特殊な用語辞典

英数

3Dさくひん

【モデラーロケット】モードで作ったポリゴンモデル作品。ポリゴンを一枚単位で自由に変形して、複雑な作品を作ることができる。当サイトで公開している作品はこれだ。ポリゴンスタジオ内では「3Dさくひん」と表示されるが、説明書には「3D作品」と記されている。

64DD

NINTENDO64の周辺機器。珍品。

F-ZERO X EXPANSION KIT

N64ソフト『F-ZERO X』の機能拡張用64DDディスク。コースが追加されるほか、開発者が使用したツールと同等のコース制作ツールが入っている。さらに簡単なF-ZEROマシン製作ツールと3台の高性能マシンも入っている。BGMが追加、ステレオ化されるほか、ゴーストセーブ機能も強化される。ある条件を満たすと「参りました!!あんたは、すごい」の表示とともに、Mr.EADのダンスが見られる。このディスクにはペイスタ用の2DCGが入っている。カセットなしで起動すると「~このディスクだけではプレイできません。~」と表示される。なぜかこの画面はインターレースモード。

N64専用マイク

タレントスタジオに同梱。型名から、N64音声認識システムのマイクと同じと思われる。

N64専用マウス

マリオアーティスト周辺機器。マリオアーティストの操作はこのマウスが基本。ペイントスタジオに同梱されたのみで、単体の販売は無かった。

NEWファミコン

任天堂純正の新型ファミコン。正式には『AV仕様ファミリーコンピュータ』。赤白ファミコンとの大きな違いは、ビデオ出力がついていることとマイクがついていないこと。生産終了時に妙に話題になった。

NINTENDO64

任天堂ホームページを参照。

Po Pi Pa Pi

タレスタBGMの一つ。タレント基本画面のBGM2番。任天堂のサービス『クラブニンテンドー』で、任天堂商品の購入ポイントと交換に貰えるプレゼント、『ニンテンドーサウンドコレクションVol.3ルイージ』に収録された。ある条件を満たすと、タレントがこのBGMに合わせて踊りだす。

S端子ケーブル

N64とテレビを繋げるケーブルの一種。N64の画質を最も奇麗にテレビに映し出してくれる。元祖SFCGCにも使える便利なケーブル。映像を、明るさとタイミングのY信号と、色のC信号の二つに分けて伝送する。S端子のSはSeparateのS。Superではない。

あ~お

あっはん

【モデラー基本画面】で、星空の彼方より突如押し寄せる謎の人面。『マリオペイント』の【サウンドコラージュ】に使われる『サウンドカラー』の人面と同じと思われる。(『マリオペイント』説明書30頁、サウンドカラー右から5番目の人面。任天堂ホームページのここに載っている小さくて丸い肌色の画像。)公式名称は公式に不明。

イチオシ

ネットギャラリーの作品の中から、ネットスタジオスタッフおすすめの作品を紹介するシステム。週に一度発表された。これに選ばれると、ダウンロード回数が跳ね上がる。

エレメント

要素。ポリゴンスタジオの3D作品を形作る「頂点」「線」「面」「モデル」のこと。「面」エレメントはポリゴンが単数または複数集まって作られたものだ。

音声/映像出力端子

モノラル/ステレオAVケーブル、S端子ケーブル、RFモジュレータ、RGBケーブルを繋ぐ端子。旧SFCSFC Jr.NEW FCGCと同じ形をしている。形は同じでもそれぞれ対応しているケーブルは違うので注意が必要。RGBケーブルが使えるのは旧SFCだけだ。FCディスクシステムに、これと近い形のコネクタが使われている。

か~こ

カエルの塔

実験ワールド各地に点在する謎の建造物。いろんな目印になっているらしい。ちなみに公式名称である。

かんたんにつくる

機能制限版の【ブロックドーム】のみ使えるモード。形式上はポリスタの入門編だ。既存のサンプルブロック作品を元に、改造して作品作りをする。確かに機能が少なくて覚えやすいのだが、制限がありすぎて余計に面倒だ。3Dさくひんを使うこともできるが、手間がかかる。作品作りの入門モードと言うよりは、ポリスタの基本操作方法を学ぶモードだ。作品作りの視点で見ると、逆に制限を楽しむ上級者向けのモードとも言える。

キャプチャーカセット

N64周辺機器。タレントスタジオに同梱。単体の販売は無かった。コンポジット・ビデオ信号、左右音声信号を入力する。マイク入力も可能。ペイントスタジオ、タレントスタジオ、コミュニケーションキットが対応。タレントの声等を入れるにはこれを使うのだが、自分の声を入れるのは恥ずかしい。マイクはN64専用マイクのみ使える。別のマイクを突っ込んではいけない。

キレイ原点

ポリゴンスタジオのポリゴンに貼り付ける絵が、どのように描かれるか、の基準点。ポリゴン一枚の三つの頂点のどれか一つ。

黒猫

【モデラー制作画面】と【モデラーペイント画面】に住む謎の黒猫。普段は魚がモチーフの骨組み表示アイコンの裏に隠れている。ユーザが何も入力せず放っておくと、魚を狙ってアイコンをかきむしる。

ゲームボーイ

発売当初、「スーパーファミコンが発売されるまでのつなぎ」と言われた商品。元々の商品コンセプトはゲーム&ウオッチのマルチソフト化ハードだそうな。

交換ボックス

ネットスタジオのサービス。コミュニケーションキットからマリオアーティスト作品を非公開の場所へアップロードし、同時に発行されるパスワードを使ってダウンロードする。マリオアーティスト作品を預けるコインロッカーのようなものである。自分でアップロードしたデータを自分でダウンロードすることもできるため、自作作品のバックアップに使っていた人もいる。

硬質感

二種類の質感のうち、ポリゴンモデルの形が、ほぼそのまま見えるものをさす。面が完全な平面でなくても、硬質感であれば一つの面は一定の明るさになる。非公式用語。

コミュニケーションキット

64DDソフト。マリオアーティストシリーズのデータをランドネット会員の間で、モデムを通して交換するソフト。中にマリオアーティストのサンプル作品が入っている。キャプチャーカセットを使えば、外部から入力された画像に特殊加工ができる。ネットスタジオユーザの間では、マリオアーティストシリーズ全てのデータを保存できるディスクとして重宝された。なぜか『クルクルランド』のBGMが入っている。

コムキット・コミニケ・コムニケ

コミュニケーションキットの略。ランドネットの配布物にはコムキットとある。発音のしにくさと、日本語は短縮表記する場合には音を四拍にするという不文律から、中途半端な短縮形が乱立した。

ゴーゴーパーク

自作のブロック作品や3D作品を使って、チキンレースを楽しめる。崖へと一直線の道を、はずみ車で走るオモチャの車のようにモデルを加速して走らせ、いかに崖ギリギリで止まるかを競う。しかし実質的には、一生懸命作った作品を崖から転落させたり、遥か彼方へ飛ばしたりして記録を競う。ある意味、『シムシティ』で、街に災害を起こして遊ぶのと似ている。

さ~そ

サウンドボンバー

ポリゴンスタジオそのものより有名なオマケゲーム。『メイドインワリオ』の元となった。 作品作りをしないユーザでも、これだけは遊んだらしい。

サテラビュー

スーパーファミコンを使った衛星データ放送。サービスは既に終了。衛星放送でしか遊べなかったゲームの多くはリメイクされずに放置されている。衛星放送の音声と連動した「サウンドリンクゲーム」には良質なソフトが多くあった。

質感

カクカクした3Dモデルを、ポリスタが見た目だけ、やわらかーい感じにしてくれる機能。

じっけんワールド

ポリスタ中に存在する3D世界。一部のブロックには、この世界で動くための動力が備わっている。あちこちにブロックが散乱しており、ユーザはこれを集めていく。集めたブロックは、ブロックドームで自由に使うことができる。

社長からのごあいさつ

おそらく最も有名なタレスタムービー。タレスタに最初から入っていたサンプルムービーで、人の声が延々と流れる。ユーザにはこの機能は使えない。タレスタムービーはディスク記憶容量を圧迫するゆえ消去したいのだが、なかなか消せない代表格。

柔質感

二種類の質感のうち、見た目だけ柔らかく見えるものをさす。ネットスタジオ用語で別名「バカ質感」。どちらも非公式用語。

重複頂点

ネットスタジオ用語より。一つの座標に頂点が複数ある状態。通常はモデル全消去の原因となるため望ましくない。しかし、柔質感と組み合わせると通常は作れないモデルを作ることができる。

食パン屋兄弟

実験ワールド各所に、ヒントを書いた食パンをばらまくという奇妙な趣味をもつ兄弟。ついには自らがブロックになった。『マリオペイント』にも登場。年齢は不明だが、食パン屋稼業は50年以上らしい。彼ら自慢のパンは無添加無漂白だそうだ。

ステージさくひん

ブロックさくひんを色々なステージに飾り、照明などを設定した作品のこと。青空や雪景色などの背景、雨や雷などのエフェクト、夕焼けや動くライトなどの照明、そして牧場や日本庭園などのステージを選ぶことができる。ステージさくひんはブロックさくひんを含み、ブロックさくひんは3Dさくひんを含む。ポリゴンスタジオ単体で作る作品としては、これが最終形態となる。

スーパーゲームボーイ

スーパーファミコンでゲームボーイソフトを動かす周辺機器。ある特別なコントローラを使うとゲームの動作速度を変更できる。グレーのきょう体の旧型と、半透明青のきょう体の新型の二種類がある。旧型は通信機能がなく、動作速度が少しズレている。新型がおすすめ。

スーパーファミコン

現在、中古市場でソフトが格安で手に入るゲーム機。ファンなら今のうちにハードを数台保存することをお勧めする。

スーパーファミコンJr.

一応はスーパーファミコンの廉価版の位置付け。でも実際は無駄が無くて高性能。スーパーファミコンよりも映像信号の質が良い。

接着剤

ポリスタのサンプル作品に入っている。ポリゴン同士が繋がっていないのに、一つのモデルを形成する特殊なモデル。これを使うと、任意のモデルエレメントを接着できる。

エレメントの一種。ポリゴンとポリゴンをつなぐ部分のうち、画面上で線として表示されているところ。線が輪になって面を構成する。線をはずしたからといって、ポリゴンのつなぎ目がなくなるわけではない。ポリスタが身勝手に処理する。

た~と

ターミネータパック

某政治家が出演していた映画とは関係ない。Nintendo64 36PINメモリー拡張コネクタに最初から刺さっている黒い物体。N64にメモリー拡張パックを入れないのなら必須。

タレスタ

『タレントスタジオ』の略。

タレントスタジオ

64DDソフト。タレントと呼ばれる3Dキャラクターモデルを使い、短編映画を制作できる。マリオアーティストの 中心的存在。ペイントスタジオとポリゴンスタジオのデータを使える。ムービー作りをするには実に快適な道具ではあるが、出来上がった映像は見る人を選ぶのではないだろうか。少なくともお子様には価値を理解できないはずである。

チクワ

ネットスタジオ用語より。公式名称不明。実験ワールドの各所で飛行している、チクワらしき生命体。ブロックが好物で、せっかくのブロック作品を食べてしまう。食パン屋によれば、保護動物のため傷つけることは許されないのだそうだ。

頂点

エレメントの一種。制作画面で「点」と言っているもの。線が集まる角の先端。

頂点数

「点」の数。モデラー制作画面では表示されないが、モデラー基本画面で「VERTEX」と表示されているのがそれ。ポリゴンモデルの基本パラメータの一つ。

ちょっときゅうけい(モデラーロケットモード)

モデラーロケットモードで作成中の3D作品を回転する部屋の中で転がして、どんどん柔らかくしてゆく、息抜きモード。勿論、このモード内でどれだけモデルを変形させようとも、製作中のモデルに影響は無い。精密なモデリング作業に疲れたときに良い。

このモードといい【ゴーゴーパーク】といい、ポリスタの開発コンセプトの半分は、「つくったものを壊して遊ぶ」ではないのかという気すらしてくる。

ちょっときゅうけい(ブロックドーム)

ブロックドームで作成中のブロック作品を使って遊ぶミニゲーム、【サウンドボンバー】【ゴーゴーパーク】の総称。

つくりかたムービー

ポリスタの3Dモデルの制作例を再生するムービー。どこかの誰かが立方体を加工して作品を作っていく様子が見られるが、異常とも言えるほど手際が良すぎる。作品のあちこちに不要なポリゴンが残ったままになっている。『いす』『トイレ』『いえ』『じょうろ』『イヌ』『トリ』『クワガタ』『ヘルメット』『イルカ』『ふね』『せんすいかん』『プロペラき』の12種類。

ディスクシステム

ファミリーコンピュータの周辺機器。磁気ディスクドライブ。ディスクシステムファンは皆、任天堂のゴムベルトの在庫を心配している。

特殊ブロック

「変態ブロック」と同じ。命名者が何も考えずに奇妙な名前を付けてしまったがゆえ、その名前は全く普及しない結果に終わった。その代わりに渋々用意した無難な名称。

な~の

任天堂

変な商品を大量に製造する玩具会社。

ネットギャラリー

ネットスタジオのサービスの一つ。その名の通り、ネット上に作られたマリオアーティストのギャラリーである。簡単な審査を受ければ、誰でも自作のマリオアーティスト作品を置くことができた。作品は自由にダウンロードでき、ダウンロード回数も表示された。

ネスタ

「ネットスタジオ」の略。アクセントをどこに置くかは定説がない。

ネットスタジオ

マリオアーティストのデータを64DDモデムを通し、ランドネット会員間で交換するシステム。任天堂サービスセンターに問い合わせたところでは、ネットスタジオのデータがどこに行ったかは調べないと分からないそうだ。あるとしても倉庫の片隅で眠っている可能性が高いらしい。

ネットスタジオ掲示板

マリオアーティストユーザが利用していた、ランドネット会員専用掲示板。ここでマリオアーティストの情報交換がなされた。2001年3月1日0時、ランドネット終了時刻に、会員の一部がランドネットの最期を見届けようと集っていた場所でもある。日付が変わると同時に回線も切断されるであろうと誰もが覚悟していたが、ランドネットお得意の延期技により、それから1時間余り存続する。とある方の「12時すぎたが終わらない」の書き込みをきっかけに、洪水のような書き込みがされた。何が狂ったのか、一つの書き込みが掲示板のあちこちに複数表示される怪現象がおきた。

ネットスタジオ用語

ネットスタジオ掲示板で、ごく一部にのみ通用した用語。このサイトの用語は基本的にこれを引用している。ポリスタに関する奇妙なネーミングの多くは、ある一人のポリスタユーザーが勝手につけた。

は~ほ

バーチャルボーイ

発光ダイオード(LED)の光を、振動した鏡が反射して映像を作り出すゲーム機。コントローラに電源入力がある。十字キーがふたつある。おまけに立体視もできる。

ハード

文脈によるが、このサイトで単にハードと言うとhardwareを意味する。ソフトウェアに対してハードウェア。当サイトでは、単純に「機械」の意味で使っている。深く突っ込んではいけない。

バグ

『ポリゴンスタジオ』においては「機能」と同義。フリーズを伴う危ないものから、ポリスタ開発者が消し忘れたと思われるものまで様々。

ファミコン

  1. カートリッジコネクタの接触不良でよく止まるゲーム機。
  2. 最近、値上がりしている骨董品。
  3. プレイステーションが普及する前までのビデオゲームの代名詞。

ブロック

ブロックドームで使う、あらかじめポリスタに入っている出来合いのポリゴンモデル。一つのブロックさくひんに20個まで使える。基本的な球や立方体なら、3D作品で作るよりこちらを使うのがおすすめ。

ブロックさくひん

ブロックドームで制作する作品。ブロックを最大20個と、モデラーロケットモードで制作した3Dさくひんを組み合わせて作る。ブロックだけで作ってもよいし、3Dさくひんだけで作ってもよい。つまり、ブロックと3Dさくひんを含んだ作品の総称だ。【ゴーゴーパーク】【サウンドボンバー】【じっけんワールド】では、このブロックさくひんを使う。説明書には「ブロック作品」と記されている。

ブロック接着

ブロックドームで複数のブロックを一つのグループとして扱う行為。【モデル接着】とは異なり、バグではない通常の操作だ。接着しているブロックは、移動と回転は可能だが、大きさを変えることができない。一度接着したブロックを【せっちゃくリセット】することで、元のバラバラの状態に戻すこともできる。

通常、ブロックの回転軸の位置は決まっているが、どうでもいいブロックを用意して接着すると、回転軸を任意に決められる。

プロへのみち

【ブロックドーム】【モデラーロケット】【ステージUFO】など、ポリスタの全ての機能を使えるモード。【かんたんにつくる】モードと対になる。一応は中級者・上級者向けのモードだが、元々ポリスタの基本操作が簡単ゆえ、あまり中級者以上向けといった感じはしない。

【ブロックドーム】は、ポリスタの基本操作さえ覚えれば【かんたんにつくる】モードより簡単である。しかし【モデラーロケット】モードだけは、色々な意味で中級者以上向けだ。

ペーパークラフト

ペーパークラフトモードで作られたポリスタ3D作品を、ランドネットがペーパークラフトに変換するサービス。プログラムで自動的に変換するためなのか、のりしろが必ず不足していた。ランドネットの説明書には「のりしろは参考用に表示しております」と明記してある。うっかり300ポリゴンをフル活用した作品を注文しようものなら、あまりの製作の難しさに、自分で作った作品の製作に失敗することとなる。紙質はまるでツヤツヤ写真の印画紙のようであった。

ペーパークラフトモード

ペーパークラフト作成用のモデリングモード。ポリゴン数は300まで、重なり合うポリゴンは不可、などの制限がつく。このモデリングモードで3D作品を制作してランドネットにアップロードすると、有料で作品をペーパークラフト化してくれた。ランドネット消滅後は、ペーパークラフトを作ることはできなくなった。

ペイスタ

『ペイントスタジオ』の略。

ペイント

『ポリゴンスタジオ』におけるペイントとは、3Dモデルのポリゴンに絵を描くこと。

ペイントスタジオ

64DDソフト。主に2DCGツール。パラパラまんがも作れる。3Dワールドなるものが存在し、3D世界を探検することもできる。タレントスタジオの背景もこれで描ける。キャプチャーカセットを使えば、コンポジット・ビデオ信号を取り込める。キャプチャー動画をパラパラまんがに直接変換も可能。

ペタポコ

マリオアーテイストシリーズ4本の略称。非公式用語。同様な意味で他に『マリアー』と呼ぶ人もいた。

変態ブロック

ネットスタジオ用語より。公式名称無し。大きさと形が歪んだブロック。ブロックドームの【らくちんチェンジ】で出てくるブロック作品と、『コミュニケーションキット』に入っているサンプルブロック作品に使われている。ブロックを【けす】瞬間、大きさが変わるブロックがそれ。【らくちんカスタム】で入れ替えれば、自由にブロックの種類を選べる。ブロックの大きさを限界以上に拡大、縮小するのが基本的な使い方。

ポリゴン

3D作品はこのポリゴンで作る。ポリゴンスタジオでは三角形の板と思えば問題ない。面エレメントはこれが単数または複数集まって構成される。

ポリゴン数

ポリゴンの数。三角形の板、一枚を「1」と数える。例えば立方体のポリゴン数は最少で12。決して面エレメントの数ではない。

ポリスタ

『ポリゴンスタジオ』の略。

ポリゴンスタジオ

64DDソフト。3Dポリゴンモデリングツール。このサイトの主役。マリオアーティストの中でも、最も不遇のソフト。

ま~も

マリオアーティスト

64DD専用ソフト。『ペイントスタジオ』『タレントスタジオ』『ポリゴンスタジオ』『コミュニケーションキット』の4本から成る。対応周辺機器は通常のコントローラ、マウス、キャプチャーカセット、モデム、マイク、ポケットカメラ、64GBパック。4本のソフトの間で、データの交換ができる。ランドネットDDのサービスを利用すれば、ランドネット会員同士で、モデムを通してデータ交換ができた。

目玉焼き

ネットスタジオ用語より。公式名称不明。実験ワールドの各所で飛行している、目玉焼きらしき生命体。愛に飢えており、適当な愛情表現手段を持たないため、体当たりでそれを表現する。保護動物ではあるが、保護者の育成方法には問題があったようだ。明らかに、板状のポリゴンモデルに目玉焼きの絵を貼り付けたものである。

メモリー拡張パック

別名ハイレゾパック。NINTENDO64のメモリーを36Mビット拡張する。64DDを動作させるには必須だ。ユーザは難しいことを気にする必要はなく、ただ「64DDや一部のゲームソフトを動作させるには、この拡張パックが必要だ。」といった程度に理解しておけば困らない。

64DDを購入するとこの拡張パックも同梱されていたため、複数所有することになってしまった人もいる。しかしそれなりに貴重品ゆえ、N64ファンなら複数所有していても損は無い。

エレメントの一種。線で囲まれたポリゴンの集団。1つの面が1ポリゴンとは限らない。

面出し出さず

ネットスタジオ用語。頂点を同じ場所に2個以上重複させる手法。「めん」を選んで【ひきだす】を選択。いずれかの方向を選択し、そのまま一切の引き出し操作(マウス移動)をせずに決定する。「しつかん」と組み合わせることにより、通常は作れない質感を表現できる。ただし、不具合の原因となるため注意が必要。

もだえ木

実験ワールドに自生する奇怪な樹木。公式名称不明。この木に限らず、実験ワールド各所に自生する植物は、物体と接触すると「いったあい」「痛いよ兄さん」等の奇声を発する。夜にはいびきをする始末。ポリスタ開発者の性格がうかがえる。

モデラー基本画面

【モデラーロケット】モードの基本画面。ここから【モデラー制作画面】【モデラーペイント画面】【つくりかたムービー】【ちょっときゅうけい】へと進む。何もせず放っておくと【BGMきりかえ】から怪しげな白いモノが現れ、踊りだす。

モデラー制作画面

3Dモデルを形作る画面。ポリゴンモデルを加工して、好みの形を作るモード。ポリゴンスタジオの真髄。

モデラーペイント画面

3Dモデルに点単位で色をつける画面。正式名称不明。なぜか説明書にはこの画面の名称が見当たらない。

モデル

  1. 3Dモデルで作られた作品そのもの。
  2. エレメントの一種。モデラー制作画面において、ポリスタが一つのかたまりとして扱うポリゴンの集団。通常は繋がったポリゴンのかたまり1つが1モデル。例えば立方体1つとか、球1つとか。モデルの数は最大30。

モデル数

モデラー制作画面におけるモデルエレメントの数。画面に表示されるのは「あと何モデル使えるか」の数だ。

モデル接着

繋がっていない複数の3Dモデルを、形状はそのままに一つのモデルにまとめる行為。ブロック接着と違い、不可逆操作。事実上モデル数30の制限を無くすなど、ポリスタの限界性能を上げることができる。バグではあるが、実用上十分な安定性を持つ。

モデルパーツ

当サイト独自用語。「モデルエレメント」を形作る部品。ポリゴンが集まって作られる。ただし全てのポリゴンは繋がっていなければならない。また、閉じた立体物でなければならない。要は一つのポリゴン塊。「ポリゴン」が集まって「モデルパーツ」が作られ、「モデルパーツ」が集まって「モデルエレメント」が形成される。

や、ゆ、よ

有料作品ダウンロード

コミュニケーションキットの説明書には、有料のマリオアーティスト作品についての記述がある。実際には有料作品は提供されず、全て無料だった。

ら~ろ

らくちんカスタム

任意のブロックを、大きさや形、位置はそのまま、種類を次々と入れ替える操作。通常のメニューから呼び出したブロックだけではなく、【らくちんチェンジ】で呼び出したブロックや『コミュニケーションキット』のサンプルブロック作品のブロックも入れ替えられる。

本来は【かんたんにつくる】モードで作品作りをするための機能だが、そもそも【かんたんにつくる】モード自体が殆ど使われない。らくちんカスタムでいちいち入れ替えるより、【プロへのみち】の【ブロックドーム】でメニューから直接呼び出したほうが簡単だからだ。しかし、サンプル作品に含まれた特殊なブロックを活用するためには必須の操作となる。

らくちんチェンジ

ブロックドームにおいて、ブロックを組み合わせて作られたサンプル作品(79種類)を、次々と呼び出す操作。これらの作品は、予めポリスタに内蔵されているもの。これらのサンプル作品を構成するブロックの一部は、メニューから一個ずつ呼び出して出現するブロックとは、形状や大きさが大幅に異なっている。

ラプンツェルの塔

ネットスタジオ用語より。公式名称不明。実験ワールドで高くそびえる塔。地上のブロックを集める度に、高くなってゆく。上空のブロックを取っても、何も変わらない。地上と上空を結びつける役割を持っている。実際は「地上のブロック集めに夢中になっていると、気付いたら妙な塔が高くなっていた。」という程度にしか目立たない存在。

ランドネッター

ランドネット会員のこと。あるユーザが発案して、その後、自然と普及したらしい。元ランドネット会員間では今でも通じる。

ランドネットDD

64DDユーザすなわちランドネット会員。多くは語るまい。

わ、を、ん