うしろに立つ少女

うしろの少女

任天堂『ファミコン探偵倶楽部Part2』より、うしろの少女。ポリゴン数886、頂点数465。

服の布地、髪、肌など、全てモデリングで表現しています。色は全て面単位で単色です。

正面から撮影して見えない部分は、省略しています。

しのぶ2しのぶ3

目を入れました。しかしこれ、『うしろの少女』と言わないと元ネタわからんですな。ただのセーラー服女。

しのぶ4しのぶ5

ちょっとななめから。この作品の課題は服の布地と髪の質感。ポリスタの定石は、細長いポリゴンを作らないことがひとつ。面と面の繋ぎ目の角度を急激にしないことがひとつ。これはその定石を逆にいっとります。

しのぶ6しのぶ7

手足が無いのは最初から2D用に作ったから。さてセーラー服(…ってこんなんでいいのだろうか)のシワ。細長いポリゴンを、ムチャクチャな角度で入れてます。

しのぶ8

例えばここ。こんな感じで服や髪のあちこちにシワを作ってます。

しのぶ9しのぶ10

真っ白にしてみる。このモデルはモデリング命なので、こっちの方がいいかも。ポリスタでは、硬質感で形を作って柔質感に変えれば自然とキレイになる、なんてことはまずないのです。

しのぶ11しのぶ12

黄色の部分が一つの繋がったポリゴンの塊。さて目のところ。目の輪郭がピシッと出てますが、これはバグ技。一つの座標に二つの頂点を重複させて、質感の連続性を無理矢理ぶった切ってます。ちなみに後姿は美人なのかというと、

しのぶ13

はい、お約束。

しのぶ14

立体視を試みたもの。うまくいかなかった。(制作:2003年11月)